朱の色を滴り落とす凌霄花(のうぜんか)
暑い夏に暑い色で咲く花です。いかにも「夏」を感じます。ただ、風に揺れるので、暑くても風を感じるのはいいものです。風に揺られながらぽとりぽとりと花が咲き終わり墜ちていきます。いくつもいくつも・・・まるで筆先から朱色の絵の具が滴っているみたいでした。
足の指みなのびのびと薄暑かな
私は寒がりなのでなかなか裸足にはなりません。汗ばむころになってやっと裸足になります。すると、さすがに開放感が・・・おやおや、指が喜んでいる!もっと早く裸足になればよかった。
若き日の苦労話や水ようかん
長い付き合いの友達がいます。長いだけじゃなくて毎月のように会っている友達です。(今はコロナで半年くらいメールだけ。寂しい!)付き合いが長いので何かも分かっているつもりになっていましたが、ふとした時、私の知らない彼女の顔が見えたりした時がありました。見えないところでみんな頑張ったりしているんだな、って感慨深いものがありました。
ほとばしる水光らせてキャベツ切る
夏は水仕事が苦になりません。トマト・キュウリ・茄子といった夏野菜は、たっぷりの水の中でじゃぶじゃぶ楽しそうです。キャベツもざくざく切って冷水で絞めてお酢の効いたドレッシングで和えるとご馳走です。夏野菜はどれも美味しくて大好きですが、切れ味の豪快さはキャベツに勝るものはないと思っています。