島めぐみの俳句絵日記

島めぐみの自作の俳句と絵です。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スイトピー物言はぬ子もおしゃべりも

3月まで児童養護施設で学習ボランティアをやっていました。宿題を見る筈のボランティアだったのですが、気づくとどういうわけか、本の読み聞かせをしていたり、折り紙やあやとりをしていたり・・・と、子供も孫もいない私にとっては「おばあちゃんごっこ」を…

にこやかに山茱萸の黄のはねてをり

音訳の活動をするために県立図書館に行きます。休憩時間、私たちがお弁当を食べるベンチの目の前には山茱萸(さんしゅゆ・やまぐみ)の木があります。皆さんと一緒にお話ししながら楽しいひと時を過ごします。まだ桜も咲かない、やっと辛夷が咲き始めたころ…

春ともし小さく円き詩人の書

金子みすゞ記念館(みすゞさんの実家)に行ってきました。町中がみすゞさんの詩を大事にしていて、どの家も外から見える場所に詩を掲示していました。記念館は、誰からも慈しまれつつひっそりと佇むように建っていました。そこには詩人の直筆のメモがたくさ…

スカーフの色とりどりに風光る

三月の初めは暦の上では春半ば。けれど、寒がりの私にはまだまだ寒い時期です。マフラーでは少し恥ずかしいので大きめの鮮やかな花模様のスカーフを使いました。色が綺麗なスカーフは気分を春にしてくれます。トレンチコートに鮮やかなスカーフを巻いて、友…